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神道式墓石

目次

神道式墓石の特徴

神道のお墓の最も特徴的なのは、仏石の頭頂部が尖っている「兜巾型(ときんがた)」という形状をしています。
お線香はお供えしないので香炉がなく、仏式のお墓の水鉢にあたるものが「八足台」と呼ばれるものに替わります。(神社では白木で八本足の台を使用します。これを八足台と呼び、石でこの形状を模したものとなります。)
彫刻文字も仏石正面の文字がこちらのお墓は「〇〇家之墓」となっていますが、通常「〇〇家奥津城」と彫刻します。奥津城(おくつき)は神道でお墓を意味する言葉となります。
また神道には戒名がなく生前のお名前で戒名にあたるものを彫刻しますが、〇〇○○○○大人命(男性) ○○○○○○刀自命(女性)などの称名をつけて表わします。
神道に於いて人の死後につけられる名前を「諡」(おくりな)と いい、名前の後ろに追加されることになります。
正式には、年齢や性別によって下記のように分けられています。
・3歳まで (男性)(女性) 嬰児 みどりご
・6歳まで (男性)(女性) 稚児 ちご
・15歳まで (男性)童男 わらべ  (女性)童女 わらめ
・19歳まで (男性)彦 ひこ  (女性)姫 ひめ
・40歳まで (男性)郎男 いらつお  (女性)郎女 いらつめ
・70歳まで (男性)大人 うし  (女性)刀自 とじ
・70歳超  (男性)翁 おきな  (女性)媼 おうな

時代がかわり近年では大まかに分ける傾向となり、
・子供(未成年) (男性)彦 比古 ひこ  (女性)姫 比売 ひめ
・大人(成人) (男性)大人 うし   (女性)刀自 とじ
という「おくりな」のつけ方になっているようです。
 


此方のお墓の石種

石碑・墓石共にK12(中国黒竜江省産)を使用しています。
K12はG1704、黒龍とも呼ばれ大島石類似の御影石として大変人気があり、吸水率も低く同等石種の中では最も評価の高い石種となっています。
勿論、弊社独自の「泰震」という墓石の免震施工が施されています。
木津川市営思いでの丘霊園でも神式のお墓がいくつか建立されています。
最近ではデザイン墓が人気で本式の神道のお墓の形状、文字彫刻の仕方にこだわられないお施主様も増えてきています。
弊社では、宗教、宗旨、宗派の正式なやり方をご説明したうえでお施主様の意向に沿った形を作ってまいります。
神道の方のお墓のご建立のご相談も承っております。お気軽にお問い合わせください。

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